熊本市支援団体の皆さんによる中越視察③

最終日の最初は、栃尾地域の仮設住宅でのつながりを今も大切にしながら活動をされている栃尾同住会の千野さんからのお話。
仮設住宅での自治会運営や現在も続くボランティア学生との交流や被災地支援活動などについて、その経緯や取組みなどについてお話いただきました。

そして、多世代交流館になニーナの佐竹さんからの長岡市での子育て支援の取組み。佐竹さん自身のエピソードも交えながら、震災を経てどのように子育て支援の活動が変化してきたのかなどをお話いただきました。
長岡市の子育て安心の避難所が熊本地震での気づきから生まれたものと言うことには、熊本の皆さんも驚かれていました。

三日間の視察を通じて、中越では地震をきっかけに様々な変化があったことを知っていただけたのではないかと思います。
今でこそ、私達も比較的整理して中越地震からの復興について、お伝えすることができてきましたが、震災2年目と言えば試行錯誤の連続ではなかったかと思います。

熊本の皆さんには、中越地震から13年後の様子を見ていただくことで、少しでも復興のイメージを持っていただき、これからの活動に何かしら役立てていただくヒントが見つかったのであれば、私たちとしてもうれしい限りです。

熊本市支援団体の皆さんによる中越視察②

二日目は、柏崎そして長岡です。

柏崎での午前中は、震災当時、柏崎市の職員として復興に携わられた白川さんからのお話。
復興公営住宅に住民の方が入居される際に、孤独死を出さないために行った階毎の班体制づくりなど、ユニークな行政の取組みをお聞きしました。これから復興公営住宅への入居が決まる熊本市の参考になる事例も多くあったのではないかと思います。

午後は、中越地震をきっかけに柏崎市で中間支援を行ってきた水戸部さんからのお話。災害支援からどのように平時の地域づくり活動に移行してきたのか、また、現在のまちづくりや中間支援の活動についても話を伺いました。

中越地震で被害が大きかったえんま通り商店街の住民主体の復興取組みについて、振興会会長の石川さんから聞くと共に、実際に復興したえんま通りの様子を見て歩きました。
被災地で当事者として地域の復興に関わるとその復興を支援する中間支援団体の関係性などもすこし理解いただけたのではないかと思います。

そして、長岡では、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターの構成団体のメンバーに集まっていただきいて、協働型災害ボランティアセンターが出来た経緯や苦労話、連携や協働がなぜ続いているのかなどについて意見交換をさせていただきました。

熊本市支援団体の皆さんによる中越視察①

3月23日~25日の3日間に渡って、熊本市内で復興支援活動を行っている支援団体から9名の皆さん(熊本市社協、よか隊ネット(みなし仮設入居者支援)、みるくらぶ(子育て支援、サロン活動)、ソナエトコ(防災教育)、ひごまる会議)が、中越に視察に来られました。

初日は、山古志の視察。
多菜田でお昼をいただきつつ、多菜田が出来た経緯や現在の取組みなどについてお話を聞きました。これまでの支援の恩返し、そして、集落のために役に立てたらと言う想いを伺うことができました。

木籠では、シーズン前の直売所に大勢の住民の方やふるさと会の方がお越しいただき、中越地震当時のお話や集落の復興のあゆみ、そして、現在の活動についてお話いただきました。集落の人口が減っても地域の皆さんが地域外の皆さんとの交流を通して生き生きと過ごされている様子が伝わってきました。

山古志の地域復興支援員の佐野さんからは、避難所や仮設、山古志に帰ってからの支援活動や支援のあり方についての話。支援者として何を大切にして地域の皆さんと関わられてきたのかお話を聞くことができました。

そして、宿泊先の福引屋さんでも、地震の時の話やその後のホテルの再建の話をしていただきました。

半日と言う短い時間の中でしたが、山古志の皆さんが、地震後の地域復興の過程の中で大切にしてきた、つながりやコミュニティと言ったものを、熊本の皆さんにも少し感じていただけたのではないかと思います。

第1回物資等支援・受援体制検討会

第1回目となる物資等支援・受援体制検討会を2月21日に開催しました。

前回の長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会「災害時の物資支援を考える」(http://ndcvc.org/?p=780)では、東日本大震災や熊本地震において物資支援などで活用されたスマートサプライの経緯や仕組みなどを紹介いただき、その活用の可能性について考えました。
今回開催した「物資等支援・受援体制検討会」では、このスマートサプライのより具体的な活用を検討するために、長岡において災害が起こった場合にスムーズに物資等の支援を受け取るにはどうしたらよいか?また、他地域で災害があった場合にはどのように支援を行ったらよいか?を長岡市内を中心とする22のNPO、行政、企業などの団体の皆さんに集まっていただき、意見交換が行いました。

前半は、東日本大震災当時の支援の成果や課題を振り返ると共に、東日本大震災の際に知元スーパーの原信さんに物資支援のご協力をいただいた事例(http://ndcvc.org/?p=791)や過去の災害によるNPO法人コメリ災害対策センターさんの物資支援の取組みなど、県内企業の災害時の支援活動を報告いただきました。

その上で、前回の勉強会で報告いただいたスマートサバイバープロジェクトの矢崎さんより改めてスマートサプライの仕組みの説明やスマートサプライのデモを行っていただき、参加者の皆さんにスマートサプライの可能性や課題を考えていただきました。

後半は、第一部の話を踏まえて「長岡市における災害時の物資等を受援する際の課題と可能性を考える」「他地域での災害時における物資等の支援の課題と可能性を考える」と言う二つのテーマでワークショップを行い、参加者の皆さんから幅広いアイデアやご意見をいただくことが出来ました。

ワークショップにおいては、「スマートサプライは在庫管理や削減に有効」「情報の見える化は有効」「細かいニーズを把握できる」などと言った肯定的な意見が出された半面「どのように住民に知ってもらい使ってもらえるかが課題」「避難所の仕組みが出来上がってからでないと活用が難しい」「個人ニーズが出てくると優先度のつけ方が難しい」「平時から使える仕組みにすることが大切」と言った課題も見えてきました。

今後は、次回の検討会に向けて、皆さんからの意見を参考に論点を整理して、長岡における物資の支援・受援体制を整備するにはどうしなければいけないかについて議論を深め、災害時の備えを高めていく予定です。

【参考】検討会のプログラム

第一部 過去の災害における物資支援・受援の課題とスマートサプライの可能性

  • 過去の災害における物資支援・受援の実績と課題
  • 東日本大震災ボランティアバックアップセンターによる被災地への物資支援の成果と課題
  • 東日本大震災ボランティアバックアップセンターによる長岡市内の避難所への物資支援の成果と課題
  • 新潟県内企業による災害時の物資支援の状況(20分)
    -東日本大震災における物資支援;アクシアル リテイリング株式会社
    -災害時における物資支援の取組み;NPO法人コメリ災害対策センター
  •  スマートサプライを用いた物資受援・支援システムの概要(45分)

第二部 ワークショップ「長岡市における災害時の物資等を受援する際の課題と可能性を考える」

第三部  ワークショップ「他地域での災害時における物資等の支援の課題と可能性を考える」

熊本地震支援金の寄付

チーム中越で集めさせていただいた熊本地震の支援金は、これまで熊本市の支援団体の中越視察の費用などに充てさせていただきましたが、その残りの残金299,623円を熊本市の支援団体に寄付させていただきました。
(熊本の支援団体の皆さんによる中越視察の様子 http://ndcvc.org/?p=696 )

熊本市の支援団体「あいぽーと災害プラットフォーム」「サンダーバード」「ひごまる会議」では、仮設住宅やみなし仮設にお住いの皆さんの見守り支援活動を継続的に行っていくために、その担い手となる一般市民の方々に足湯講習を実施するそうです。

今回のチーム中越からの寄付金は、上記のような仮設住宅やみなし仮設への見守り支援活動に活用していただく予定です。

本寄付をもって、チーム中越による熊本地震への募金活動は終了とさせていただきます。

多くの皆さんのご支援、ご協力、本当にありがとうございました。

糸魚川大火支援金

昨年12月の糸魚川での大火で被災された4地区の区長さんに、チーム中越にご寄付いただいた支援金11万円をお渡しさせていただきました。被災地では、避難された方々が離れ離れになってしまい、昔からの顔なじみの近所の方々と顔を合わせる機会が少なくなってしまっているようなのですが、区長さんを中心にそういった皆さんが集まられる場づくりなどもされているとのことでした。
やはり、近所の方と顔を合わせ、情報交換できることが、皆さんの安心感を生みだすと思いますし、そういった取り組みが地域の復興へとつながっていくのだと思います。
チーム中越からの支援金はそんな皆さんが集まる場などで地区の裁量で自由に使っていただけるようにお渡しさせていただきました。

糸魚川の大火については、テレビや新聞などの報道でもあまり報じられることが少なくなりましたが、被災地の復興にはまだまだ時間がかかります。
被災地へ赴きそこでお金を使うことも大事な支援の一つですので、ぜひ多くの方々に糸魚川に足を運んでいただければと思います。

平成29年九州北部豪雨 先見調査

7月15日から17日の3日間に渡って、長岡市+チーム中越の官民連携ユニットで九州北部豪雨の被災地に先見調査に入りました。
今回の調査では、被災地の状況を把握したうえで、今後、どのような支援の必要性があるかを調査を行ってきました。

テレビなどのメディアを通じても報じられていますが、調査に入った朝倉市では想像を超える量の流木や土砂が市街地にまで流れ込んでいた他、浄水場も被害を受けたため水道が使えないなど、大きな被害が出ていました。また、中山間地においても、流木や土砂によって家屋自体が埋まってしまったり、損傷を受けている家屋も多くみられるなど大きな被害が出ていました。
想像を超える豪雨によって、山肌が削られ、流れ出た流木や土砂が被害を大きくしたようです。その他、まだ避難勧告が発令中で立ち入りが出来ない地域も多くありましたが、そこの住民の皆さんから話をお聞きしたところ、「水によって地形が変わってしまい、多くの家も流されるなどの被害をうけており、元の集落に住めるかどうかすらわからない。」「今のまま復旧させてもまたいつ山が崩れてくるかわからないので、根本的な対策が終わるまでどうしようもない。」と言った切実な声が多く聞かれました。
地域の復興には長い月日がかかることが予想されますが、被災地域の住民やそれを支援する行政の皆さんからすると今後の生活再建や復興がどのように推移するのか想像すらつかない状況の中で、果たして今どのような対応をするべきか、焦燥感ばかりが募る状況ではないかと思います。

全てが同じ状況ではありませんが、同じ中山間地における土砂災害である中越地震の経験がきっと役に立つのではないかと思いますし、中越地震の際に全村避難をした山古志村の経験や中越の中山間地集落の復興のノウハウなどを活かした支援が今後求められると思います。

チーム中越としては被災地の中長期の復興を支援をすべく、今後、長岡市と検討を重ねながら中越地震の復興の経験などを活かした官民連携での支援を行っていく予定です。

平成29年度チーム中越総会

6月8日、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターの構成/協働団体の皆さんにお集まりいただいて、総会を開催しました。


防災や災害系の団体だけでなく、高齢者支援、障害、子育て、情報、宗教団体など、実に多様な団体の皆さんにお集まりいただくことが出来ました。

まず、チーム中越代表の羽賀さんからの挨拶の後、チーム中越の平成28年度の活動報告と平成29年度の活動計画を報告。

今年度の取組みとしては、恒例の災害ボランティアセンター勉強会の一環として、まず物資支援について行うこと。最近ではネットを活用した支援物資のやり取りも多くなされるようになってきていますが、最新の物資支援の現状を勉強しながら、どのようにしたら本当に物資を必要としている地域で物資を受け取れるかを検討し、長岡における支援物資の受援体制を整えていく予定です。

もう一つは、災害ボランティアセンターの設置訓練。
幸いなことにここ数年災害が起こっていませんが、その間に少しずつ世代交代が進んできており、災害ボランティアセンターの設置、運営の経験を次世代に伝承することが急務になってきています。
そこで、今年度は災害ボランティアセンター設置訓練を行うことで、若手職員にしっかりとノウハウを伝えると共に、社協職員以外でも災害ボランティアセンターの受付業務などを出来る人材の育成を図っていく予定です。

報告終了後は懇親会。
美味しい料理とお酒の効果もあって、話が弾みました。

実は、今回がチーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンター初めての総会だったのですが、こうやって緩やかにたくさんの団体の方々がつながっていることが大切なことだと思っています。
互いを良く知り、平常時も災害時も互いに支え合えるそんな関係性をチーム中越では目指していきたいと思います。

熊本市の支援団体の皆さんに中越にお越し頂きました。

5月10日~12日の3日間に渡って、熊本市内で熊本地震支援に当たられている3団体の皆さんを中越にお招きしました。
今回お越しいただいたのは、チーム中越が熊本で行っていた避難所での支援活動を引き継いでくださったNPO法人小町ウイングの皆さん、そして、熊本市の支援活動を行う中でいろいろと交流のあったNPO法人ソナエトコとNPO法人くまもと災害ボランティア団体ネットワークの計3団体、6名の皆さんです。

最初にご案内したのが、柏崎市の「まちから」。

東日本大震災後に、福島から避難されてきた皆さんをどのように支援してきたのかを地域サポートセンター柏崎の渡辺さん、そして、共に育ち合い(愛)サロンむげんの増田さんからお話を聞きました。
熊本でもみなし仮設で生活されている方が非常に多いため、市と連携した見守りの方法や想いなど、いろいろと共感されることが多くあったようです。

2日目の午前中は、えんま通り商店街の石川さんより、中越沖地震以後の商店街の復興の様子についてお話しをいただいた後に、実際にまちを歩き、震災後のまちの復興の様子を見ていただきました。

後半は、NPO法人柏崎まちづくりあいさの水戸部さんから、大学生の時に柏崎の震災復興支援にかかわるようになってからこれまでの地震の歩みなども交えながら、柏崎におけるまちづくりの取組みや中間支援のあり方などについてお話をいただきました。

午後からは、場所を柏崎から川口にある「きずな館」に移して、NPO法人くらしサポート川口の中林さんから川口の復興やNPOの活動について説明を受けた他、(公社)中越防災安全推進機構ムラビト・デザインセンターの阿部さんからは、自身がどのようにして支援の世界にかかわり、川口に移住するまでに至ったのか、また、地域外の若者をどのように中山間地に呼び込もうとしているかなどについてお話しいただきました。
熊本の皆さんも、支援活動を続けるにあたって、どのように人材を確保するかは大きな悩みだったようですが、水戸部さんや阿部さんの話を聞いて、少しヒントが得られたようでした。

最終日の午前中は、山古志の視察です。木籠の郷見庵でお茶やお惣菜をいただきながら、松井さんから郷見庵のことについてお話を伺いました。

「おらたる」では、館内の展示案内をしてもらった後に、ガイドをしてくれた関さんから子どもの時に震災に遭ってどのようなことを感じたのか、また、ガイドになった経緯などについてお話をいただきました。

中越地震が起こってからほぼ13年間に渡って支援活動を続けられている地域復興支援員の佐野さんからは、震災後どのように地域の皆さんと接してきたのか、何を大切にされてきたのかをフェーズ毎に説明いただきました。山古志と熊本市では立地条件も文化もかなり異なるのですが、それでも支援の仕方や行政や社協との連携のあり方など、参考になるところは沢山あったようです。

この日のお昼は震災後に山古志に出来た農家レストラン多菜田。地域の山菜などをふんだんに使った料理をいただいた後に、代表の五十嵐さんからお店を立ち上げるまでの経緯などについてのお話をいただきました。
震災を乗り越えて元気に活躍している「山のかあちゃん」のお話を聞くと、私たちも元気をもらうことが出来ます。

そして、最後は「きおくみらい」にて、チーム中越のメンバーと意見交換。チーム中越がどのようにして出来たのか、その成り立ちと現在の活動を紹介させてもらった上で、熊本の皆さんから3日間の感想や質問などをいただき、意見交換を行いました。
熊本と長岡では、歴史文化も異なるので、なかなか長岡の経験がそのまま熊本に生かせるということは少ないかもしれませんが、少しでも私たちのこれまでの経験が役に立てば嬉しいことです。

今回、中越に熊本の皆さんに来てもらった目的は、中越地震や中越沖地震の被災地がどのように復興してきたかを実際に見聞きし、支援団体間で共有してもらうことで、少しでも熊本の支援のお役に立てばということ。そして、一時でも、熊本を離れることで、支援団体の皆さんにも少し息抜きをしてもらえればということでした。
と言いつつも、結構盛りだくさん視察だったのですが。。

熊本の復興はまだまだこれからだと思います。
距離の関係もあり、なかなか頻繁に行き来することは難しいですが、出来る限り熊本の皆さんに寄り添いながら、支援団体の皆さんを中越から支えていければと思います。

最後になりますが、今回熊本の皆さんを中越にお招きすることが出来たのも、長岡市内外のとても多くの皆さんからチーム中越に対して熊本地震復興支援金募金の協力をいただいたからにほかなりません。
チーム中越の活動に賛同し、募金の協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

なお、いただいた熊本地震復興支援金募金につきましては、今回の視察経費を差し引いた残額を熊本の支援団体の皆様に寄付させていただく予定です。募金の使途等につきましては、改めて皆様にご報告させていただきます。

【ネパール地震支援】学校が再建されました!

2月20日、チーム中越が行ってきたネパール地震支援の報告会が開催されました。チーム中越では、これまでネパールからの留学生を支援する形で、現地の学校建設の支援を行ってきましたが、先日、ようやく学校が再建され、現地の子どもたちが勉強を再開することが出来ました。

この学校建設を進めることが出来たのも、長岡市内外の多くの皆さんの協力で約100万円もの多くの支援金を集めることが出来たからこそです。
様々な形でご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回のネパール地震への支援は、ネパールから長岡へ留学している留学生の存在がなければ決して成しえませんでした。
海外で災害が起こった際、たとえ支援をしたくても私たちに出来ることは限られています。
しかし、一方で、日本にいながらも母国で起こった災害に対して何かをしたいと思っている留学生の皆さんがいます。
留学生の皆さんは被災地のことも当然よく知っていますし、被災地の方々ともネットワークがあるので、被災地で今どんな支援が一番必要とされているのかもタイムリーに情報収集をすることもできます。
今回のチーム中越の活動は、そんな自分の母国に何かしたいと言う留学生の皆さんを支援することでした。街頭募金では、本当に多くの方々が募金に協力してくださいましたし、ネットなどを通じて募金をしてくださった方々も少なくありません。
また、長岡で行ったチャリティイベントなどには、長岡の学生さん達も多く協力してくれました。

そして、昨年の常総市の水害の際には、留学生のスリザナさん自らがボランティアバスに乗って、被災地支援に一緒に行ってくれました。
日本のために何かしたいと思ってくれるスリザナさんの姿に感動させられました。

写真の真ん中がネパールからの留学生のスリザナさん

今回の支援活動では、現地の学校建設が出来ただけでなく、ネパールの留学生と長岡市民の皆さんの間に絆が育まれたのではないかと思います。

海外で起きた災害支援を長岡にいる留学生を通じて行うことで的確な支援を行う。
そして、同時に留学生と長岡市民の交流や互いの理解が深まる。
災害が起こって欲しくはありませんが、チーム中越では今後も万が一災害が起こった際には、そのような支援をしていきたいと思います。