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【ご案内】第12回長岡協働型災害ボラセン勉強会「災害時の物資支援のあり方を考える」

東日本大震災、熊本地震などの過去の災害においては、一部避難所や被災地域などに十分に支援物資が届かないケースが合った他、FacebookやTwitterなどのSNSを使って物資支援が呼びかけられた結果、山のように物資が集まってしまい、その処理に困ったケースが数多くみられました。

今回の勉強会では、「必要な人に必要な支援を必要な分だけ届けるシステム」を構築し、東日本大震災や熊本地震などで、3000を超える避難所や仮設住宅などに物資支援を行った「スマートサバイバープロジェクト」の矢崎さんからお話を伺うと共に、物資支援や受援のあり方について皆さんと一緒に考えます。

日時;平成29年10月5日(木)18:30~20:30
場所;長岡震災アーカイブセンター きおくみらい多目的ホール
〒940-0062長岡市大手通2‐6フェニックス大手イースト2F
参加費;無料

プログラム
第1部 講演「スマートサプライによる物資支援の仕組み」を学ぶ
講師;スマートサバイバープロジェクト 矢崎淳一氏
※スマートサプライとは、必要な人に必要なものを必要な分だけ送るシステムです。
第2部 意見交換「長岡における物資支援のあり方を考える」
被災時に長岡市内でスムーズに物資支援を受けるためには?
長岡から被災地へ支援を行う仕組みづくり

申し込み
氏名、所属、メールアドレス、電話番号を明記の上、以下の連絡先までメールもしくはFAXにてお申し込みください。

問合せ・連絡先
(公社)中越防災安全推進機構 担当;河内
〒940-0062長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト2F
TEL0258-39-5525 FAX0258-39-5526
Email; t-kawauchi@cosss.jp

糸魚川大火支援金

昨年12月の糸魚川での大火で被災された4地区の区長さんに、チーム中越にご寄付いただいた支援金11万円をお渡しさせていただきました。被災地では、避難された方々が離れ離れになってしまい、昔からの顔なじみの近所の方々と顔を合わせる機会が少なくなってしまっているようなのですが、区長さんを中心にそういった皆さんが集まられる場づくりなどもされているとのことでした。
やはり、近所の方と顔を合わせ、情報交換できることが、皆さんの安心感を生みだすと思いますし、そういった取り組みが地域の復興へとつながっていくのだと思います。
チーム中越からの支援金はそんな皆さんが集まる場などで地区の裁量で自由に使っていただけるようにお渡しさせていただきました。

糸魚川の大火については、テレビや新聞などの報道でもあまり報じられることが少なくなりましたが、被災地の復興にはまだまだ時間がかかります。
被災地へ赴きそこでお金を使うことも大事な支援の一つですので、ぜひ多くの方々に糸魚川に足を運んでいただければと思います。

平成29年九州北部豪雨 先見調査

7月15日から17日の3日間に渡って、長岡市+チーム中越の官民連携ユニットで九州北部豪雨の被災地に先見調査に入りました。
今回の調査では、被災地の状況を把握したうえで、今後、どのような支援の必要性があるかを調査を行ってきました。

テレビなどのメディアを通じても報じられていますが、調査に入った朝倉市では想像を超える量の流木や土砂が市街地にまで流れ込んでいた他、浄水場も被害を受けたため水道が使えないなど、大きな被害が出ていました。また、中山間地においても、流木や土砂によって家屋自体が埋まってしまったり、損傷を受けている家屋も多くみられるなど大きな被害が出ていました。
想像を超える豪雨によって、山肌が削られ、流れ出た流木や土砂が被害を大きくしたようです。その他、まだ避難勧告が発令中で立ち入りが出来ない地域も多くありましたが、そこの住民の皆さんから話をお聞きしたところ、「水によって地形が変わってしまい、多くの家も流されるなどの被害をうけており、元の集落に住めるかどうかすらわからない。」「今のまま復旧させてもまたいつ山が崩れてくるかわからないので、根本的な対策が終わるまでどうしようもない。」と言った切実な声が多く聞かれました。
地域の復興には長い月日がかかることが予想されますが、被災地域の住民やそれを支援する行政の皆さんからすると今後の生活再建や復興がどのように推移するのか想像すらつかない状況の中で、果たして今どのような対応をするべきか、焦燥感ばかりが募る状況ではないかと思います。

全てが同じ状況ではありませんが、同じ中山間地における土砂災害である中越地震の経験がきっと役に立つのではないかと思いますし、中越地震の際に全村避難をした山古志村の経験や中越の中山間地集落の復興のノウハウなどを活かした支援が今後求められると思います。

チーム中越としては被災地の中長期の復興を支援をすべく、今後、長岡市と検討を重ねながら中越地震の復興の経験などを活かした官民連携での支援を行っていく予定です。

平成29年度チーム中越総会

6月8日、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターの構成/協働団体の皆さんにお集まりいただいて、総会を開催しました。


防災や災害系の団体だけでなく、高齢者支援、障害、子育て、情報、宗教団体など、実に多様な団体の皆さんにお集まりいただくことが出来ました。

まず、チーム中越代表の羽賀さんからの挨拶の後、チーム中越の平成28年度の活動報告と平成29年度の活動計画を報告。

今年度の取組みとしては、恒例の災害ボランティアセンター勉強会の一環として、まず物資支援について行うこと。最近ではネットを活用した支援物資のやり取りも多くなされるようになってきていますが、最新の物資支援の現状を勉強しながら、どのようにしたら本当に物資を必要としている地域で物資を受け取れるかを検討し、長岡における支援物資の受援体制を整えていく予定です。

もう一つは、災害ボランティアセンターの設置訓練。
幸いなことにここ数年災害が起こっていませんが、その間に少しずつ世代交代が進んできており、災害ボランティアセンターの設置、運営の経験を次世代に伝承することが急務になってきています。
そこで、今年度は災害ボランティアセンター設置訓練を行うことで、若手職員にしっかりとノウハウを伝えると共に、社協職員以外でも災害ボランティアセンターの受付業務などを出来る人材の育成を図っていく予定です。

報告終了後は懇親会。
美味しい料理とお酒の効果もあって、話が弾みました。

実は、今回がチーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンター初めての総会だったのですが、こうやって緩やかにたくさんの団体の方々がつながっていることが大切なことだと思っています。
互いを良く知り、平常時も災害時も互いに支え合えるそんな関係性をチーム中越では目指していきたいと思います。

熊本市の支援団体の皆さんに中越にお越し頂きました。

5月10日~12日の3日間に渡って、熊本市内で熊本地震支援に当たられている3団体の皆さんを中越にお招きしました。
今回お越しいただいたのは、チーム中越が熊本で行っていた避難所での支援活動を引き継いでくださったNPO法人小町ウイングの皆さん、そして、熊本市の支援活動を行う中でいろいろと交流のあったNPO法人ソナエトコとNPO法人くまもと災害ボランティア団体ネットワークの計3団体、6名の皆さんです。

最初にご案内したのが、柏崎市の「まちから」。

東日本大震災後に、福島から避難されてきた皆さんをどのように支援してきたのかを地域サポートセンター柏崎の渡辺さん、そして、共に育ち合い(愛)サロンむげんの増田さんからお話を聞きました。
熊本でもみなし仮設で生活されている方が非常に多いため、市と連携した見守りの方法や想いなど、いろいろと共感されることが多くあったようです。

2日目の午前中は、えんま通り商店街の石川さんより、中越沖地震以後の商店街の復興の様子についてお話しをいただいた後に、実際にまちを歩き、震災後のまちの復興の様子を見ていただきました。

後半は、NPO法人柏崎まちづくりあいさの水戸部さんから、大学生の時に柏崎の震災復興支援にかかわるようになってからこれまでの地震の歩みなども交えながら、柏崎におけるまちづくりの取組みや中間支援のあり方などについてお話をいただきました。

午後からは、場所を柏崎から川口にある「きずな館」に移して、NPO法人くらしサポート川口の中林さんから川口の復興やNPOの活動について説明を受けた他、(公社)中越防災安全推進機構ムラビト・デザインセンターの阿部さんからは、自身がどのようにして支援の世界にかかわり、川口に移住するまでに至ったのか、また、地域外の若者をどのように中山間地に呼び込もうとしているかなどについてお話しいただきました。
熊本の皆さんも、支援活動を続けるにあたって、どのように人材を確保するかは大きな悩みだったようですが、水戸部さんや阿部さんの話を聞いて、少しヒントが得られたようでした。

最終日の午前中は、山古志の視察です。木籠の郷見庵でお茶やお惣菜をいただきながら、松井さんから郷見庵のことについてお話を伺いました。

「おらたる」では、館内の展示案内をしてもらった後に、ガイドをしてくれた関さんから子どもの時に震災に遭ってどのようなことを感じたのか、また、ガイドになった経緯などについてお話をいただきました。

中越地震が起こってからほぼ13年間に渡って支援活動を続けられている地域復興支援員の佐野さんからは、震災後どのように地域の皆さんと接してきたのか、何を大切にされてきたのかをフェーズ毎に説明いただきました。山古志と熊本市では立地条件も文化もかなり異なるのですが、それでも支援の仕方や行政や社協との連携のあり方など、参考になるところは沢山あったようです。

この日のお昼は震災後に山古志に出来た農家レストラン多菜田。地域の山菜などをふんだんに使った料理をいただいた後に、代表の五十嵐さんからお店を立ち上げるまでの経緯などについてのお話をいただきました。
震災を乗り越えて元気に活躍している「山のかあちゃん」のお話を聞くと、私たちも元気をもらうことが出来ます。

そして、最後は「きおくみらい」にて、チーム中越のメンバーと意見交換。チーム中越がどのようにして出来たのか、その成り立ちと現在の活動を紹介させてもらった上で、熊本の皆さんから3日間の感想や質問などをいただき、意見交換を行いました。
熊本と長岡では、歴史文化も異なるので、なかなか長岡の経験がそのまま熊本に生かせるということは少ないかもしれませんが、少しでも私たちのこれまでの経験が役に立てば嬉しいことです。

今回、中越に熊本の皆さんに来てもらった目的は、中越地震や中越沖地震の被災地がどのように復興してきたかを実際に見聞きし、支援団体間で共有してもらうことで、少しでも熊本の支援のお役に立てばということ。そして、一時でも、熊本を離れることで、支援団体の皆さんにも少し息抜きをしてもらえればということでした。
と言いつつも、結構盛りだくさん視察だったのですが。。

熊本の復興はまだまだこれからだと思います。
距離の関係もあり、なかなか頻繁に行き来することは難しいですが、出来る限り熊本の皆さんに寄り添いながら、支援団体の皆さんを中越から支えていければと思います。

最後になりますが、今回熊本の皆さんを中越にお招きすることが出来たのも、長岡市内外のとても多くの皆さんからチーム中越に対して熊本地震復興支援金募金の協力をいただいたからにほかなりません。
チーム中越の活動に賛同し、募金の協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

なお、いただいた熊本地震復興支援金募金につきましては、今回の視察経費を差し引いた残額を熊本の支援団体の皆様に寄付させていただく予定です。募金の使途等につきましては、改めて皆様にご報告させていただきます。