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北越銀行賞受賞祝賀会を開催しました

チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターが北越銀行賞をいただいた喜びを、協働団体の皆さんと分かち合うために受賞祝賀会を開催しました。

受賞記念講演では、代表の羽賀さんより「長岡はなぜ危機に強いのか」という題目でお話をいただきました。
越後長岡藩の「常在戦場」の精神から、チーム中越のこれまでの歩みなどをふり返りながら、現在の市民協働・官民協働の防災体制がなぜ機能しているかなどについてお話いただきました。
私達チーム中越の一員にとっても過去を振り返り、今の立ち位置を再認識するとても良い機会になりましたし、途中から関わられている行政職員の方々にもチーム中越を改めて知っていただく良い機会になったのではないかと思います。

また、チーム中越の活動にご理解をいただき、多くのご支援をいただいた企業や団体の皆さんにも感謝状を贈呈させていただきました。

チーム中越では、これまで国内外の災害の支援活動をさせていただきましたが、本当に多くの皆さんのご支援があって活動を続けてくることが出来ました。
資金的にも沢山の支援をいただいただけでなく、支援の現場でも私達だけではできないような多くの人的・技術的な支援もいただきました。
今回、感謝状を差し上げた企業・団体の皆様はじめ多くの皆さんに、心より感謝申し上げます。

祝賀会の後半は、チーム中越らしくゆるい感じでの交流会です。
普段はゆるくつながりながら互いに知り合い、いざと言う時には協働できるそんなつながりをチーム中越では作っていきたいと思っています。

 

【案内】北越銀行賞受賞記念祝賀会

この度、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターの10年間にわたる災害支援活動や、長岡における「協働型災害ボランティアセンター」の活動が認められ、第42回北越銀行賞をいただくことができました。
これもひとえに平素からの構成団体・協働団体の皆様や、災害支援活動に協力いただいている市民の皆様のご支援ご協力の賜にほかなりません。
つきましては、今回の受賞を記念すると共に、皆様とのつながりや絆を深めるために受賞記念祝賀会を以下の通り、開催いたしますので、奮ってご出席いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

日時;平成30年11月26日(月)18:30~21:00
場所;長岡震災アーカイブセンターきおくみらい
〒940-0062長岡市大手通2‐6フェニックス大手イースト2F
会費;3,000円

プログラム
18:30~ 開会
18:35~ 北越銀行賞受賞記念講演
「長岡はなぜ危機に強いのか」
講師:チーム中越 代表 羽賀友信
19:30~ 北越銀行賞受賞記念パーティー
21:00 閉会

申込;氏名、所属、メールアドレス、電話番号を記載の上、11月16日までにFAXもしくはメールで以下の連絡先までお申し込みください。

問合せ・連絡先;
公益社団法人 中越防災安全推進機構 地域防災力センター 担当;河内
〒940-0062長岡市大手通2-6 フェニックス大手イースト2F
TEL 0258-39-5525 FAX 0258-39-5526 E-mail: t-kawauchi@cosss.jp

 

災害時の技術支援を考えるワークショップを開催しました

災害時の技術支援を考えるワークショップをきおくみらいで開催しました。
各地の災害現場で活躍されている技術系の専門ボランティアの皆さんや災害ボランティアセンターの関係者の他、建築などを専門にやられている業者さんにもお越しいただき、屋根上のブルーシート張りや床下の泥出しの工法や工具の他、技術系の活動を支える仕組みなどについてなど、いろいろと意見交換を行いました。

前半の講義では、全国の災害現場で活躍されているDRT-JAPANの黒澤さんからのお話。
一般の災害ボランティアでは作業が難しい、屋根上のブルーシート張りや重機を用いた土砂撤去などの作業、床下からの土砂撤去作業などの活動状況や、課題についてお話いただきました。

後半のワークショップでは、
①地震災害(屋根上)支援を考える
②洪水・土砂災害(床下・土砂撤去)支援を考える
③技術系災害ボランティアを支えるための仕組みを考える
の3チームに別れ、ワークショップを行いました。

①地震災害(屋根上)支援を考えるでは、地震などで瓦が崩れた際に応急処置として、どのような作業が必要かを実演いただいた後で、中越地震の際に瓦の応急処置を実際に行った本業の瓦屋さんからの説明などを交えながら、実際にどのような工法があると良いかについて話し合われました。
割れた瓦の下にトタンをはさむことで応急処置になると言った話や、棟を覆うブルーシートを簡単に止められるような工具があると良いと言った具体的な工具の提案もなされました。

②洪水・土砂災害(床下・土砂撤去)支援を考えるでは、被災者の金銭面を考慮して、既存の部材の再利用を考えた方が良いと言った話や、住宅の基礎構造を知っておく必要があると言った話が出されました。また、床下の作業や土砂撤去作業の効率を良くするためにはどのような道具があったら良いかと言う話では、持ち運びの出来る小型のベルトコンベア、効率の良い除湿剤、水にぬれても書けるチョーク、女性でも使える工具シリーズ、水害復旧スターターキットなどのアイデアが出されました。

③技術系災害ボランティアを支えるための仕組みを考えるでは、作業のビフォア・アフターがわかるような啓発、支援マニュアルの作成、人材発掘や育成、災害ボランティアセンターとの連携の仕組みづくりやコーディネーターの育成、資金的なバックアップ、資機材や人材のネットワーク構築など、技術系の災害ボランティアの皆さんの活動を支えるための様々なアイデアが出されましたが、それらをより具体化するために関係者が集まっての検討会を行う必要があるのではないかと言う結論が出されました。

半日のワークショップでしたが、技術系の災害ボランティアの皆さんの活動について理解が深められた他、様々な分野の人たちが集まってアイデアを出し合うことで、新たなアイデアを生み出すことが出来ました。

今後は、今回参加いただいたコメリさんにもかかわっていただきながら、災害時に使える新たな商品開発につなげると共に、技術系の災害ボランティアの皆さんや社協、行政、NPOの皆さんなども含めて検討会を行い、災害時に技術系の災害ボランティアの皆さんの活動がスムーズに行えるような仕組みづくりの検討をしていきたいと考えています。
また、大阪地震の被災地では、まだまだブルーシートをかける人手が足りていないと言うことですが、今回のワークショップを契機に地域や業界を越えた支援体制の構築にもつながっていきそうです。

平成30年7月豪雨・岡山県支援団体との意見交換会

10月21日、22日に岡山県笠岡市の支援を行われている皆さんが、中越を訪問されました。
笠岡市では、地元の地域おこし協力隊などの皆さんが中心となり、民間の災害ボランティアセンターを運営されるなど、従来にはない形で災害支援をされていたということで、発災から現在までについての活動などを紹介してもらいました。地域のこと、そこに住んでいる人のことが良くわかっているからこそできる支援をされており、本当に凄いと感じました。

これから笠岡においても、協働で防災のまちづくりを進めていきたいということで、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターの取組みを紹介させていただいた上で意見交換をさせていただいたのですが、むしろ私達にとっても大きな学びがありました。

今回の意見交換を通して、災害支援を行うにはやっぱり地元の市町村で核となってくれる人の存在が大切なこと、そして、その核となり得る地域おこし協力隊の皆さんがいろいろな地域にいること、災害の支援活動や復興の経験などを学び合うことの大切さを改めて感じさせられました。

今後もチーム中越では、市町村域で頑張っている皆さんとの交流を通して、互いの地域を良くするために切磋琢磨をしていけたらと思います。

北海道胆振東部地震・厚真町支援

10月8日、9日の二日間にわたって、(一社)北海道災害対策協議会からの要請を受けて、チーム中越より水澤、河内の二名で厚真町に行ってきました。

今回の訪問では、北海道災害対策協議会の皆さんや厚真町社会福祉協議会の皆さんと意見交換を行った他、地震による土砂崩れにより大きな被害が発生している地域を案内いただきました。

被災から一か月が経過していることもあり、厚真町に通じる道路はほぼ通れるようになっていましたが、地震により崩落した大量の土砂が流れ込み倒壊した家屋や農地などはまだ手付かずの場所が多くあり、復旧までにはまだまだ時間がかかりそうな状況でした。

災害ボランティアセンターでは、これまで地震で壊れた家具などの災害ゴミの搬出などの作業を中心に行われていたとのことですが、1か月が経過し、片付けのニーズが減ってきたこともあり、土日祝日のみのボランティア募集に変更したとのことでした。
また、北海道内の青年会議所OBを中心に構成されている北海道災害対策協議会では、厚真町災害ボランティアセンターと連携しながら、一般ボランティアでは対応が難しいニーズについて対応をされていました。


社協と北海道災害対策協議会が連携して動き、そこに全国からの重機ボランティアの協力があったことで、かなり良い形で支援活動が行われてきたのではないかと思いますし、北海道のメンバーが中心になって支援活動を行えて来たことはある意味理想的な形とでもいえるのではないかと思います。

今後は、生活再建など被災者の皆さんに寄り添った支援が必要になってくると思いますが、チーム中越としても厚真町の社協や北海道災害対策協議会の皆さんなどの現地の支援団体を支える形で支援活動を継続出来たらと考えています。
支援のフェーズ、フェーズで現地から求められるニーズも変わってくると思いますので、その都度、適当な人材の派遣を行ったり、北海道からの中越への視察受入れなどを通して、私達の経験や教訓を少しでも現地の復興に役立てられればと思います。

ちなみに、厚真町は寺泊出身の青木与八氏が開拓された地とのことで、長岡とは縁ある地と言うことです。
こういった過去のつながりも大切にしながら、厚真町の復興を支援していきたいと思います。