【糸魚川大規模火災被災地支援】街頭募金を行います。

チーム中越では、12月22日に糸魚川市で発生した大規模火災を支援するために、災害前よりも明るい糸魚川にしようと活動を行われている「がんばろう糸魚川プロジェクト」のみなさんと協力をして、1月14日にアオーレなかどまにおいて街頭募金を実施します。
がんばろう糸魚川プロジェクト https://www.facebook.com/Forward.to.the.Future.ITOIGAWA/

多くの皆様のご支援をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

日時;平成29年1月14日(土)10:00~15:00
場所;アオーレ長岡 なかどま

また、街頭募金活動にご協力いただけるボランティアもあわせて募集しております。
ご協力いただける方は、10:00~15:00の間に「アオーレなかどま」までお越しください。
(ご協力いただく時間は30分でも1時間でも構いません。)

問合せ;チーム中越 水澤 TEL090-7732-7978

円卓会議「中越から被災地へ」

チーム中越では、熊本地震直後から被災地の支援活動を行ってきましたが、これからの熊本の復興を支援するために、以下の通り円卓会議を開催します。
多くの方にご参加いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
なお、会場のスペースの関係で、事前申し込みが必要になりますので、よろしくお願いいたします。
(詳細は添付のチラシをご覧ください。)

日時;平成28年10月22日(土)13:00~17:00
場所;長岡震災アーカイブセンターきおくみらい多目的ホール

出演者(予定)
・熊本県西原村副村長 内田安弘氏
・熊本県西原村農業復興ボランティアセンター 河合昌猛氏
・地域復興支援員(西原村震災復興支援室) 佐々木康彦氏
・明治大学大学院特任教授 中林一樹氏
・長岡市国際交流センター(チーム中越代表) 羽賀友信氏
※本円卓会議は、第10回長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会を兼ねて実施されます。

問合せ・申込み;中越防災安全推進機構
TEL 0258-39-5525 FAX 0258-39-5526

午前中はシンポジウム「中越から東日本へ~震災アーカイブと絆の記憶」も開催しますので、こちらにつきましても、ぜひご参加ください。161003%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e6%a0%a1%e4%ba%86_01

第9回協働型災害ボラセン勉強会「災害時における長岡青年会議所との連携を考える」を開催しました。

6月24日アオーレ長岡にて、第第9回長岡協働型災害ボラセン勉強会「災害時における長岡青年会議所との連携を考える」が開催されました。
当日は、協働型災害ボラセンの関係者の他、長岡青年会議所の方々など、計40名程の皆さんにお集まりいただきました。

冒頭はチーム中越代表の羽賀さんから挨拶をいただいた後、中越地震などの災害を経験して長岡協働型災害ボランティアセンターが誕生するに至った経緯や活動などについて説明をさせていただきました。

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第一部の「長岡青年会議所の運動展開及び活動を学ぶ」では、「JCってなあに?」と題して、長岡青年会議所の通常の委員会活動や過去の災害時についての活動を、JCのそれぞれの活動にかかわっている皆さんから報告していただきました。
意外と一般の方々には知られていないかもしれませんが、JCには「人づくり」や「青少年活動」「お祭り」「まち灯り」など様々な委員会があり、長岡を盛り上げるために様々な活動を展開されています。

また、災害支援に関しても、東日本大震災での東北への物資支援などは、長岡青年会議所の活躍がなければ実現できなかったものですし、それ以外の災害においても影に日にいろいろな協力をいただいています。
今や長岡の夏には欠かせなくなったフェニックス花火も、もともとは中越地震からの復興支援のために青年会議所が始めた花火で、中越だけでなく、東日本大震災の被災者など、それ以後に災害に遭われた方々にも勇気を与え続けています。

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第二部の意見交換会では、本音を交えて様々な意見交換が行われました。
正直なところ、少々ドキドキする場面もありましたが、こういった議論が表立って出来ることも長岡の特徴なのだと思います。

青年会議所も中越地震から12年が経ち、当時の支援活動を知るメンバーも少なくなってきていますし、その中で近年が一つの節目の時期のようにも感じています。
これまで、長岡青年会議所の皆さんとは組織の壁を越えて、災害支援活動の中でいろいろと連携・協働を行って来ましたが、世代が変わってもこの関係性が保っていけるよう、様々な議論や共通体験を積み上げていければと思います。

組織の壁を越えて、長岡を誇れるまちに出来るよう、頑張っていきたいと思います!

第9回協働型災害ボラセン勉強会「災害時における長岡青年会議所との連携を考える」を開催します。

長岡青年会議所は、東日本大震災の際には支援物資の収集・運搬に活躍するなど、長岡協働型災害ボランティアセンター・チーム中越の構成団体として、これまで大きな役割を果たしてきました。
しかし、中越大震災から12年、東日本大震災から5年の歳月が流れ、世代交代が進む中で、青年会議所も進化を続けています。
そこで、今回の長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会では、改めて青年会議所の平時ならびに災害時の運動展開及び活動を紹介いただくと共に、災害ボランティアセンターとの連携を考えます。

日時;平成28年6月24日(金)19:00~21:30
場所;シティホールプラザ アオーレ長岡 交流ホールA
〒940-8501 新潟県長岡市大手通1丁目4番地10
参加費;【第1部、2部】無料、【第3部】2,000円(予定)

プログラム
第1部 長岡青年会議所の運動展開及び活動を学ぶ
長岡青年会議所の平時ならびに災害時の運動展開及び活動についてお話しいただきます。
第2部 意見交換「災害時における長岡青年会議所との連携を考える」
災害時ならびに平時から出来る連携について、会場も交えて議論を深めます。
第3部 交流会(有料)
軽食やお酒を楽しみながら、参加者同士の交流を図ります。

申し込み
氏名、電話番号、所属、交流会の参加希望を明記の上、以下の連絡先までメールもしくはFAXにてお申し込みください。(交流会参加費は当日お支払いください。)

問合せ・連絡先
(公社)中越防災安全推進機構 担当;河内
〒940-0062長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト2F
TEL0258-39-5525 FAX0258-39-5526
Email; t-kawauchi@cosss.jp

JCとの連携を考える

平成27年度第三回被災時対応検討会/ボラセン連絡会を開催しました。

3月14日に第三回被災時対応検討会を長岡協働型災害ボランティアセンター連絡会を兼ねる形で開催させていただきました。

今回の検討会には、いつもの検討会の参加団体に加えて、これまでの勉強会に参加いただいた団体の方々も併せて、総勢16団体もの皆様にお集まりいただき、それぞれの団体の抱える課題や今後の対策について意見交換を行いました。

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主な意見交換の内容は以下の通りです。

これまでの勉強会の成果
食物アレルギー支援の分野では、勉強会をきっかけに長岡保健所と長岡にこっとクラブの連携が生まれた。また、災害食レシピや災害食グランプリの中でのアレルギーが取り上げられるなど、様々な展開に発展してきている。長岡市においても基本的には食料備蓄は流通在庫でまかなうという方針になっているが、勉強会などでの学びをきっかけとしてアレルギー食の備蓄が開始された。

現状と課題、これから私たちが行うべきこと

災害時に障がい者の方々の置かれる状況を知る
健常者からは、災害時に障がい者がどのようなことに困るのかがわからないので、対応につながらないケースが多い。事前に災害時に障がい者がどのように困られるのかを知っておくことが必要。
例)ろうあ者の場合、避難所で放送があってもわからない、停電の場合は、手話も使えない。知的障害の方の場合は、パニックになりやすいなど。
→すこやかともしび祭りのような福祉のイベントなどを通して、災害時に障がい者の方々がどのような状況におかれ、どのようなことに困るかを市民に知ってもらうことも大切。

避難者の識別
避難所には様々な方々が入られるが、一見しただけではどういった方(ろうあや知的障害などの障がい者や食物アレルギーの方など)が入られているかわからないため、しっかりとした支援を受けられない方々が出る可能性がある。
→ビブスなどの着用を進めることで、識別できると良い。全国共通で出来ると良いので、すでにあるものを活用すると共に、ないものは新たに作る。
支援者も何が出来るかが明示できると良い。(長岡で分類してみてもよいのでは)

福祉避難所について
障がい者や子育て中のお母さんなど、地縁コミュニティに属していない方々も多いことから、そういった人たちの入れる福祉避難所を作ることも大切。普段から安心していけるところが、災害時にも安心していれるところになる。
ただし、福祉避難所に行かなくても、地域の避難所に安心して入れるような関係性を作ることがまずは大切。
→長岡市では福祉避難所を設置していく予定。二段階で考えており、一段階目は行政の福祉避難所で、高齢者センターのようなところに軽度な要援護者を、二段階目は介護系の施設にもう少し重度な方々をが入れるように。(子育てなど、様々なテーマ型の受け入れまでは今のところ考えられていない。これから徐々に増やしていく予定)

その他
避難所運営は避難してきた人たちをどうコントロールするかというイメージがあるが、避難できない取り残された人たちを探し出して、どのようにフォローしていくかを考えることが大切。

様々な団体との意見交換を通して、課題や今後やるべきことが浮き彫りになってきましたので、今後は以上の議論を基に具体的な対応へとつなげていく予定です。

第8回協働型災害ボラセン勉強会「災害時の高齢者支援を考える」を開催しました。

第8回長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会「災害時の高齢者支援を考える」を2月24日に開催し、防災関係者だけでなく福祉・保健・医療関係など様々な分野から約35名もの方々にご参加いただきました。

この日お話しいただいたのは、高齢者総合ケアセンターこぶし園総合施設長で、(認特活)災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード理事の吉井靖子さんと長岡三古老人福祉会高齢者複合施設サクラーレ福住施設長の冨田幸二さんのお二人。
平常時における高齢者支援の現場の様子や、中越地震や東日本大震災での災害支援の経験などについてもお話しいただきました。

認知症の方々は、災害時などの慣れない環境に置かれると認知が進んでしまう可能性もある他、十分なケアが受けられないため、出来るだけ、いつもと同じ環境に居られるようにすることが必要だそうです。
そのため、中越地震の際には、こぶし園では、避難所等に認知症の方々を探しに行き、まずは本部で受け入れ、その後、各グループホームなどで対応を行ったそうです。
また、緊急期でだけでなく、中長期のサポートが必要であることから、仮設住宅にサポートセンターを開設、訪問看護や通所介護なども実施した他、慣れない環境の中で要介護状態にならないように予防介護にも力を入れられたそうです。このサポートセンターの形がその後の東日本大震災の際の災害時の高齢者支援のモデルとなっているそうです。
災害支援は、緊急時だけでなく、避難所から仮設、そして地域再生まで連続して支える仕組みを作る必要があるというのが、とても印象的でした。

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長岡三古老人福祉会でも、平成16年新潟・福島豪雨(7.13水害)や中越地震の際には、介護が必要な被災者の施設への受け入れや厨房施設を活かした炊き出し、入浴支援などの活動を行った他、中越沖地震ではその経験を生かして、様々な団体と連携をしながら柏崎市内の小学校に福祉避難所の開設・運営を行った他、長岡を拠点に全国からの介護職員の支援の受け入れを行うなどの様々な支援活動に当たられたとのことです。
また、東日本大震災においては、福島からの避難者の方々の受け入れも行いましたが、重度の方はバスでの長距離移動が困難であることから、新潟から福島まで福祉送迎車を出し、避難支援活動も行ったとのことでした。

どちらもこういった過去の災害の経験を生かして、地域とつながりができるよう施設の運営を行っているのが特徴的であり、地域側からももっとどのような福祉施設が地域にあるかを知った上で、災害時にどのように対処したら良いかを地域として検討しておくと、いざという時の的確な対応につながるのではないかと思われます。今後、中越市民防災安全士会など、地域で活躍する方々とも検討を重ねていければと思います。

平成27年度第二回被災時対応検討会を開催しました。

本年度第二回目の被災時対応検討会を1月26日に開催しました。

週末の大雪の影響を受けて残念ながら長岡市の危機管理防災本部の皆さんには参加いただけませんでしたが、社会福祉協議会を始めとする市内の7つの団体の皆さんにお集まりいただくことが出来ました。

この日の主な議題は、「長岡市における水害対応を考える-常総市の水害支援から学ぶ-」と題して、信濃川が氾濫するような大水害が発生した場合に、どのような事態が発生し得るのか、またそのためにどのような備えを取っておくべきなのかを、信濃川の浸水域を示すハザードマップを見ながら意見交換をしました。

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以下に検討会で上がった主な意見を記します。

 1.支援拠点(災害ボランティアセンター)の設置場所をどうするか?
現在、長岡市における災害ボランティアセンターの設置場所は、長岡市民防災センターになっているが、信濃川の右岸が破堤すると防災センターも水没してしまう。逆に左岸が破堤した場合には橋の通行規制などにより災害ボラセンから被災地まで支援に行くことが非常に困難になる恐れが考えられる。
このようなことから、信濃川の両岸の浸水エリア外に災害拠点となり得る施設の候補を予め検討しておく必要がある。

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 2.交通状況の把握
常総市における水害では、市街地も含めて広範な地域が水没してしまったために、通行可能な主要道路に交通が集中し、渋滞を引き起こし、物資やボランティアの輸送などの支援活動にも大きな影響を及ぼした。信濃川氾濫時には長岡においても同じような状況が予想される上、先日の大雪では国道8号線をはじめとする主要道路が大渋滞を引き起こし、物流にも大きな影響を及ぼしたことから、交通情報についてどのように共有し、情報発信を行うかが重要になる。
また、行政からの情報は信頼性が高い一方、民間からの情報をすぐに活用できないなど、即時性の面で課題があげられることから、官民連携の情報発信のシステムも検討する必要がある。

 3.信濃川破堤時の水の出方と引き方のシミュレーション
信濃川が破堤した場合にどのように浸水するかを予め知っておくことは避難を考える上で有効である他、水の引き方を知っておくことは、ボランティアの受け入れのタイミングや活動範囲を検討する上でも重要である。

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4.町内に対する啓発
常総市においては、市民が発災後の対応についてほとんど知識がなく、対策が後手に回った。家屋が水に浸かった場合にどのような対処をしなければならないか、また災害ボランティアの受け入れなどについても、町内や市民に啓発を図る必要がある。

以上の事項について、今後、行政も交えて検討を行い、具体的な対策につなげていく予定です。

第7回勉強会「平成27年9月関東・東北豪雨災害支援から学ぶ」を開催しました

11月9日、第7回長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会「平成27年9月関東・東北豪雨災害支援から学ぶ」を長岡震災アーカイブセンターで開催し、約30名の方々にお越しいただきました。

勉強会では、長岡青年会議所、新潟県社協、長岡市社協、中越防災安全推進機構、にいがた災害ボランティアネットワークなど、関東東北豪雨災害支援に関わった団体の関係者からそれぞれの活動について報告していただきました。

支援に入るまでの経緯や支援活動内容について、それぞれが発表を行い、関東・東北豪雨災害支援における課題について話し合いを行いました。

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支援を行う上での課題として以下の様な意見が出ました。

  • 被災エリアが広いため、ボラセン開設初期におけるニーズの把握が困難。
  • 活動の固定化によりボラセン内で改善提案が行われない。
  • 地元のボラセンスタッフを継続的にフォローする人間の不足。
  • 地域を任せられるだけの経験のある団体は、ボラセンの指揮系統化に入らずに現場を任せられた方が動きやすい。
    任せてもらった方が良い支援ができるのではないか。
  • ボラセンによっては外部との連携が全くできていない所もあった。平時からの連携が大切。
  • 県も民間の支援団体と連携する事でもう少し上手く動ける可能性がある。県としては被災地の情報を得る事が困難なので、現場からの情報を頂けると効果的な支援につながるのではないか。
  • 現地の社協、NPO、行政が自分達の未来や地域をどうして行きたいかを一緒に考える機会が必要ではないか。
  • 外部支援者は活動が短期のために頑張れるが、被災地の社協職員は自らも被災している中活動を行っている。そこを考慮して、地元に負担をかけないような仕組みが必要。

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今回の勉強会では外部支援団体としての支援のあり方や、民と官の協働についてなど具体的な課題が挙げられました。今後の勉強会ではこれらの課題を深く掘り下げる事により、中越地区で同様の災害が発生した場合にどのような対処ができるかについて検討を行いたいと思います。

第7回勉強会「平成27年9月関東・東北豪雨災害支援から学ぶ」を開催します

台風18号の影響により、平成27年9月10日から11日にかけて、栃木県、茨城県、宮城県を襲った大雨は各地に大きな被害をもたらしました。
チーム中越でも、関係各署と連携を図りながら、被災規模の大きかった常総市を中心として支援活動を行ってきました。
今回の勉強会では、これまでの支援活動や現在の被災地の状況を共有することで、今後の関東・東北豪雨災害に対する中越としての支援のあり方を確認すると共に、今後起こり得る長岡市内での広域災害への対応や、他地域での災害支援のあり方についても検討を行います。

日時
平成27年11月9日(月)18:30~20:30
場所
ながおか震災アーカイブセンターきおくみらい多目的ホール
〒940-0093 長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト2F
プログラム
1.トークリレー「関東・東北豪雨災害支援活動」
2.意見交換「関東・東北豪雨災害支援から学ぶ」
・長岡市内での災害対応を考える
・他地域における災害支援のあり方を考える
・今後の常総市等への支援のあり方を検討する

申し込み
事前準備のため氏名、電話番号、所属を明記の上、以下の連絡先までメールもしくはFAXにてお申し込みください。(先着50名)

問合せ・連絡先
(公社)中越防災安全推進機構 担当;井上、河内
〒940-0062長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト2F
TEL0258-39-5525 FAX0258-39-5526
Email; team-chuetsu@cosss.jp

第7回チラシ



第6回災害ボランティアセンター勉強会 「災害時の長岡市との連携を考える」を開催しました

第6回目の長岡協働型ボランティアセンターの勉強会は「災害時の長岡市との連携を考える」をテーマに災害時に長岡市危機管理防災本部の皆様をお招きして開催されました。ボラセンメンバーの他にも安全士会、市議、NPO団体関係者など計30名ほどの方々が集まられました。

今回の勉強会では、災害時における市の対応について学ぶと共に、今一度、行政と災害ボランティアセンターや地域との連携による災害支援の可能性を、参加者の皆さんと一緒に考えました。
まず、長岡市危機管理防災本部より災害時に設置される災害警戒本部や災害対策本部の設置条件や指揮系統等、長岡市内部における組織体制について説明がありました。
その後、災害発生時におけるボランティアとの協働事例として「平成25年7月・8月豪雨」時の乙吉地区への対応状況についての説明を受けました。

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今回の勉強会で分かった事
・行政としてもボランティアの持つ高い専門性や住民に近い支援活動に期待している。
・個人宅においても最低限生活する上で必要な箇所は市の規定に従って公的支援で応急修理は可能。
・行政には公平性という壁がある。民と行政が一緒に公平性の壁について考えられたのは貴重なケース

明らかになった課題
・関係者がどういったルールでボラセン開設前に情報共有を計るのか不明確
・行政としてはボランティアに期待できる支援内容の把握が不十分であるため、支援を必要とする現場とのマッチングがうまくいかない事が想定される。

今後すべきこと
・発災直後、ボラセン開設前の段階における関係者間の情報共有方法の検討。
・行政とボラセンがどの団体が何をできるのかを共有し災害時に支援を依頼しやすい体制を構築する。
・現場において行政が対応可能な部分とボランティアが対応すべき部分の明確化

今回の勉強会では乙吉の水害のケースを通して、協働のあり方を再認識する事ができました。
災害時に行政とボランティアが協働するためには、平時よりお互いの性質を理解して役割を明確化しておく事が必要なのと、お互いに相談をし合える横のつながりが大切であると思いました。
今後、今回出た課題や意見について具体的に考える事でより良い協働の形を構築していきたいと思います。