背景ならびに目的
東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨などの災害においては、DRT JAPANなどの土木や建築などの専門の技術や知識を持った災害ボランティアが、重機を用いた土砂等の撤去作業や屋根のブルーシート張り、チェーンソーなどのパワーツールなどを扱う作業など、一般のボランティアには難しい作業を担うことで、被災地の復旧・復興に大きな役割を果たしています。
しかしながら、屋根に張るブルーシートや土嚢袋などといった資材は、汎用の商品を用いているために使い勝手が悪いなどといった課題がある他、それらの活動は特殊技術を求められるために交代要員の確保が難しいことから、限られた技術系災害ボランティアの皆さんの熱意によって成り立っているのが現状です。
そこで、今回は支援現場での作業効率や機能性を向上するためにはどのような商品が求められているかを明らかにすると共に、技術系災害ボランティアの活動を支えるための仕組みづくりやその可能性について考えるワークショップを行い、今後の技術系の災害ボランティアの皆さんの活動の支援につなげます。
実施日時;平成30年10月23日(火)13:30~16:30
実施場所;長岡震災アーカイブセンターきおくみらい
〒940-0093長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト2F
特別ゲスト
・ NPO法人コメリ災害対策センター
・神林瓦店
参加対象者
・技術系災害支援に関係する民間団体関係者
・新潟県ならびに市町村の防災担当者
・新潟県ならびに市町村社協職員 など
プログラム
1. 講義「技術系災害ボランティアによる災害支援活動とその課題」
講師;黒澤司氏(DRT-JAPAN)
2. ワークショップ
1グループ;地震災害(屋根上)支援のための商品開発を考える
2グループ;洪水・土砂災害(床下・土砂撤去)支援のための商品開発を考える
3グループ;技術系災害ボランティアを支えるための仕組みを考える
3. 発表・共有
4.交流会(17:00~有料)
申込
氏名・所属・電話番号・メールアドレスを明記の上、メールもしくはFAXにて、中越防災安全推進機構の河内までご連絡ください。
E-mail t-kawauchi@cosss.jp FAX 0258-39-5526
※交流会に参加される場合は、申込時に合わせてご連絡ください。