北海道胆振東部地震・厚真町支援


10月8日、9日の二日間にわたって、(一社)北海道災害対策協議会からの要請を受けて、チーム中越より水澤、河内の二名で厚真町に行ってきました。

今回の訪問では、北海道災害対策協議会の皆さんや厚真町社会福祉協議会の皆さんと意見交換を行った他、地震による土砂崩れにより大きな被害が発生している地域を案内いただきました。

被災から一か月が経過していることもあり、厚真町に通じる道路はほぼ通れるようになっていましたが、地震により崩落した大量の土砂が流れ込み倒壊した家屋や農地などはまだ手付かずの場所が多くあり、復旧までにはまだまだ時間がかかりそうな状況でした。

災害ボランティアセンターでは、これまで地震で壊れた家具などの災害ゴミの搬出などの作業を中心に行われていたとのことですが、1か月が経過し、片付けのニーズが減ってきたこともあり、土日祝日のみのボランティア募集に変更したとのことでした。
また、北海道内の青年会議所OBを中心に構成されている北海道災害対策協議会では、厚真町災害ボランティアセンターと連携しながら、一般ボランティアでは対応が難しいニーズについて対応をされていました。


社協と北海道災害対策協議会が連携して動き、そこに全国からの重機ボランティアの協力があったことで、かなり良い形で支援活動が行われてきたのではないかと思いますし、北海道のメンバーが中心になって支援活動を行えて来たことはある意味理想的な形とでもいえるのではないかと思います。

今後は、生活再建など被災者の皆さんに寄り添った支援が必要になってくると思いますが、チーム中越としても厚真町の社協や北海道災害対策協議会の皆さんなどの現地の支援団体を支える形で支援活動を継続出来たらと考えています。
支援のフェーズ、フェーズで現地から求められるニーズも変わってくると思いますので、その都度、適当な人材の派遣を行ったり、北海道からの中越への視察受入れなどを通して、私達の経験や教訓を少しでも現地の復興に役立てられればと思います。

ちなみに、厚真町は寺泊出身の青木与八氏が開拓された地とのことで、長岡とは縁ある地と言うことです。
こういった過去のつながりも大切にしながら、厚真町の復興を支援していきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA