台風19号支援おたがいさまバス(11/23栃木市)

おたがいさまバスの第2便の参加者は総勢36名、行先は栃木市災害ボランティアセンターでした。
当日、新潟県内は晴れていたのですが、現地は小雨でした。

ボラセンでのマッチングの結果、3班に分かれて活動をしました。
作業内容は側溝の泥かきです。

午前10時過ぎから作業を開始し、午後3時までには作業を完了。

素晴らしかったのが、コーディネーターが指示をしなくても
参加者が自主的に作業分担をし、協力して効率的に作業を行ったこと。

帰りのバスの中での一言感想でも「充実」「満足」「またやりたい
といった意見が多かったように思います。
3班ともやり残しの作業なく「完了(ミッションクリアー)」したことが
よかったのかもしれません。

被災者の方、地域の会長さん、副会長さんは
遠方から来た我々を気遣い、常に作業を見守ってくださいました。
最後はお礼を述べてくれました。

ボランティアバス「おたがいさまバス」は、皆さま方からのご寄付と赤い羽根共同募金からの助成により運行をさせていただきました。

台風19号支援 街頭募金活動(11月16日、17日)

11月16日、17日、アルビレックスBB後援会からのご協力をいただき、アルビレックスBB戦の開始前にアオーレ長岡のナカドマにおいて街頭募金活動を行いました。

募金活動には、チーム中越の関係者だけでなく、1日目は約30名、2日目には約60名もの大手高校の生徒さんが参加をして下さり、大きな掛け声とともに募金の協力の呼びかけをしていただきました。

高校生の皆さんの街頭募金への協力は当初一日だけの予定だったのですが、初日に協力してくれた高校生の自主的な呼びかけで、二日目には一日目以上の高校生の皆さんが募金活動に協力してくれました。
これが長岡の市民力の底力なのかもしれません。

おかげで、多くの市民の方から募金に協力いただくことができ、
合計158,000円(1日目;57,000円、2日目;101,000円)
ものご寄付をいただくことができました。

また、17日にハイブ長岡で行われたクオーレ祭りでは、長岡青年会議所のメンバーを中心に募金活動を行っていただき、
約17,000円
のご寄付をいただきました。

募金活動に協力していただいた皆さん、募金いただいた皆さん、本当にありがとうございました。


チーム中越では、12月18日まで被災地にボランティアバスを運行する予定です。参加を希望される方は、長岡市社会福祉協議会のホームページをご確認いただき、申込みをお願いいたします。
http://www.nagaoka-shakyo.or.jp/
※トップページの新着情報の中からご確認ください。

また、募金活動のボランティアやボランティアバスを運行するためなどに用いる支援金の募集も行っておりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
募金活動ボランティアの募集
http://ndcvc.org/?p=1000
支援金の募集
http://ndcvc.org/?p=1002

台風19号支援おたがいさまバス(11/16栃木)

台風19号の被災地支援のためのボランティアバス「おたがいさまバス」の第一便が11月16日に栃木市に向けて出発しました。

朝6:00からの出発式には、磯田市長をはじめチーム中越に関係する様々な団体の皆さんが見送りに来て下さいました。

活動先の栃木市では、長岡から向かった34名のボランティアさんが支援活動を行ってくださいました。
現地の様子を、当日活動いただいた中越市民防災安全士会の岸会長からの報告いただきましたので、転載させていただきます。


当日は予定通り10:00に栃木市災害ボランティアセンターに到着し、2班に分かれて活動しました。

場所はいずれの班も栃木市大平町富田という地区で、利根川水系巴波川の支流「永野川」の決壊により多くの被害が出ています。県の資料によれば、大平地区で床上820棟(栃木地区では5880棟)、床下は大平地区で2180棟となっています。

大平地区は栃木駅から南西に5キロほどの新しい家が点在する住宅地で一見何の災害も無かったかの
様ですが、写真の様に、1.5mほどの浸水を記録しています。


ここでは15名の班で、宅地に敷き詰められたた砕石を取り除く作業を指示されました。

午後2時からは別働隊20名に合流して、集積して堆肥状になった「わら」をかき出す仕事を35名で行いました。
作業場に流れ着いた藁の除去ですが、家屋の作業に比べると優先順位が低いため、我々が最初のボランティアチームとなりました。 異臭を放つ腐りかけの藁を土嚢袋や一輪車に入れ、2トン車で捨てに行くことを7回繰り返しましたが、午後3時には完了に至りません。

家主さんには感謝されながらもあと(20名×1日分)のやり残しを後に栃木をあとにしました。

今回の参加者の多くがあと2回、3回と計画しているとの事を聞いています。また、ざっと4割程の方は初めてのボランティアでしたが、好天にも恵まれ、きつい仕事ではありましたが、充実したとの感想を述べられていました。

いずれにしても、まだまだボランティアが足りていない現実を目の当たりにし、この先長岡市の支援なども受けながらが、今回のボラバス計画を進めて行きたいと考えています。よろしくお願いします。

ボランティアバス「おたがいさまバス」は、皆さま方からのご寄付と赤い羽根共同募金からの助成により運行をさせていただきました。

 

【募集・台風19号支援】支援金募集

皆さんからの思いのこもったご寄付も募集させていただいています。
集めさせていただいたご寄付は、被災地へのボランティアバスの運行や被災者間の交流の場づくりなど、被災地での支援活動を支えるための支援金として活用させていただきます。

インターネットサイト「STORES.jp」(https://team-chuetsu.stores.jp/)から寄付をいただくか、以下のいずれかの口座に直接お振込み下さい。
ご寄付いただいた方の氏名等をHPやSNS等でご報告させていただきます。ご寄付をいただく際には、必ず団体・法人の名称または個人名(ニックネームやグループ名でも可)及び連絡先をご記入ください。

振込銀行口座
ゆうちょ銀行 記号11290 番号27900361
【他金融機関から振込の場合】 店名一二八(イチニハチ) 店番128 普通預金 口座番号27900361

新潟県労働金庫 長岡北支店(店番号356) 総合 口座番号5732001

※振込手数料はご負担ください。労金は2019/11/11~2020/1/31窓口での振込手数料無料です。

これまでに以下の皆さんから、支援金のご協力をいただいています。
心のこもったご支援をどうもありがとうございます。

・株式会社中越 様
・株式会社NHP 様
・EUカフェ 様
・下玉利紀子 様
・山岸豊後 様
・松田曜子 様
・高山恵一 様
・ヒデモモ 様
・渡邊真由香 様
・岩田春代 様
・ホシノキヨコ 様
・街頭募金にご寄付いただいた皆様
(順不同)

【募集・台風19号支援】募金活動ボランティア

被災地へのボランティアバスの運行や被災者間の交流の場づくりなど、被災地での支援活動を支えるための支援金を集めるために街頭募金などを行っていただけるボランティアを募集します。

資金集めは、素早く、絶えなく、被災された方を支える人の活動を後ろから支える、無くてはならないボランティアです。
皆さんの思いが、被災地で困っている人が取り残されないための支援につながります。

  • 長岡市内でできる街頭募金のボランティア募集
    平日夕方の1,2時間や休日のイベント会場等で募金活動を行っていただきます。 活動日や活動時間、場所を以下のFBページより確認いただき、参加ボタンを押していただいた上で、現地に直接お越しください。
    また、団体などで街頭募金活動を行いたい場合には、ご連絡下さい。
    (街頭募金の場合には、基本的にチーム中越スタッフがご一緒させていただきます。)
    □11月16日(土)14:00~14:20(集合時間13:45)@アオーレ長岡
    https://www.facebook.com/events/2212595939038401/
    □11月17日(日)13:00~13:20(集合時間12:45)@アオーレ長岡
    https://www.facebook.com/events/2518969881532249/
  • 店頭などへの募金箱の設置
    皆さんのお店などに募金箱を設置し、お客さんなどに募金を呼び掛けていただく活動です。
    店頭に募金箱を設置する際は、事務局に一報ください。HPなどから募金箱が設置されているお店の一覧を発信させていただく予定です。
    活動を始める際には、以下のお問合せ窓口にご連絡ください。募金用のチラシをメールにてお送ります。募金箱は各団体でご準備ください。
    メンバーの集合写真や活動の様子等を収めたベストショット画像等を、事務局にメールでお送りください。所属や個人のHPやSNS等でも是非発信して下さい。
  • 身近な場所(事業所や施設等)でできる支援金集め
    職場や生活の場等でできる支援です。ご自身がお勤めの事業所や施設等に募金箱を置いたり、呼びかけていただいたりする活動です。
    活動を始める際には、以下のお問合せ窓口にご連絡ください。募金用のチラシをメールにてお送ります。募金箱は各団体でご準備ください。
    メンバーの集合写真や活動の様子等を収めたベストショット画像等を、事務局にメールでお送りください。所属や個人のHPやSNS等でも是非発信して下さい。

集めていただいた支援金は、令和元年12月27日までにながおか市民協働センターまでお届けいただくか、以下のいずれかの口座にお振込みください。
募金に関する問合せ窓口
ながおか市民協働センター担当:渡辺
〒940-0062 新潟県長岡市大手通1丁目4−1アオーレ長岡 西棟 3F
TEL:0258-39-2020 Email : t.chuetsu@gmail.com

振込銀行口座
ゆうちょ銀行 記号11290 番号27900361
【他金融機関から振込の場合】 店名一二八(イチニハチ) 店番128 普通預金 口座番号27900361

新潟県労働金庫 長岡北支店(店番号356) 総合 口座番号5732001

※振込手数料はご負担ください。労金は2019/11/11~2020/1/31窓口での振込手数料無料です。

【募集・台風19号支援】ボランティアバスを運行します!

チーム中越では神戸の被災地NGO恊働センターと共同で、過去の災害で全国の方々から沢山の支援をいただいた恩返しの意味も込めて、台風19号の被災地に向けてボランティアバス「おたがいさまバス」を運行します。

被災地支援ボランティア募集
ボランティアバスで被災地に行き、被災者が生活を取り戻すための活動を行います。
泥かきや家具の運び出しのような力作業の他に、掃除や家財の整頓、困っている方の声を聴くこと等もあります。募集定員がありますので、必ず事前申し込みをお願いします。

活動先:栃木県、長野県、福島県などの被災市町村
参加費:無料       定員:40名(先着順・最小催行人数20名)
ボランティアバス運行予定日:
11月16日(土)、23日(土)、26日(火)、30日(土)
12月4日(水)、8日(日)、10日(火)、14日(土)、18日(水)

行先、持ち物などの詳細は長岡市社会福祉協議会HPでご確認ください。
http://www.nagaoka-shakyo.or.jp
※新着情報のボランティアバスの記事を確認ください。

【中止のご案内】第17回勉強会「中越大震災の教訓を生かす 佐賀県武雄市水害の事例から」

10月21日に予定していましたチーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会「中越大震災の教訓を生かす 佐賀県武雄市水害の事例から」は、台風19号への災害対応のため、開催を中止(延期)させていただくことに決まりました。

参加を予定していただいた方には、申し訳ありません。

延期日程については、また改めてご連絡させていただきます。

佐賀県 武雄水害支援

8月27日から28日にかけて九州北部地方を襲った豪雨では、佐賀県をはじめ多くの地域で洪水や土砂災害の被害をもたらしました。

佐賀県武雄市には元中越防災安全推進機構のスタッフが在住しており、その縁でチーム中越に支援の依頼があり、チーム中越よりコーディネーターの派遣を行いました。

以下、現地に赴いた中越防災安全推進機構の稲垣からの報告です。

8月30日、元同僚の武雄市在住、鈴木隆太氏より水害支援のボランティア活動についてのサポート要請が入る。この要請のもと、9月4日より6日まで現地でサポートを行った。

その内容は、4日13:30現地到着、鈴木隆太氏と合流、被災状況を確認。

15:30より武雄市長室にて武雄市関係者(市長、総務部長等)、武雄市社協関係者(会長、事務局長)、災害ボランティア関係者(鈴木隆太氏、震つな関係者、JVOAD関係者)と武雄市の現状について情報共有した。

19:00より、武雄市の住民及び支援者による情報交換の場が設けら、約30名が集まった(おもやいカフェ)。そこでは、現在の活動の様子等の情報共有がなされた。翌5日、被災状況の確認を進めるとともに民間でボランティアセンターを立ち上げる準備に入る(ニーズ調査、社協との調整、資機材の手配等)。

6日も同じく準備作業を継続。15:00に武雄市長室にて武雄市関係者(市長、総務部長等)と面談。民間でボランティアセンターを立ち上げることを両者で確認した。

7日、おもやいボランティアセンターを立ち上げ、ボランティア活動を本格的に開始する。午前中の活動を見届け、午後帰路に着いた。

以上です。
チーム中越では、引き続き武雄市のおもやいボランティアセンターの支援を行っていく予定です。

【開催案内】チーム中越勉強会「支所地域の被災・同時多発の被災を考える」

6月に発生した山形県沖地震の災害支援において、村上市社会福祉協議会で中核的な役割を担われた忠稔さんをお招きし、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会「支所地域の被災・同時多発の被災を考える」を開催いたします。

村上市社協の被災者支援の取組を報告をいただくと共に、後半のワークショップでは、長岡市の支所地域での被災や同時多発で被災した際の対応について考えます。

奮ってご参加ください。

日時;9月13日(金曜日)午後3時から午後5時まで

会場;長岡震災アーカイブセンターきおくみらい 多目的ホール

プログラム
1.報告
山形県沖地震における村上市社会福祉協議会の取組
2.グループワーク
長岡市における災害支援体制
~支所地域の被災・同時多発の被災を考える~

参加申込
氏名、所属、メールアドレス、電話番号を明記の上、以下の連絡先ま
でメールもしくはFAXにてお申込みください(締切9月6日(金曜日))。
※勉強会終了後、長岡駅周辺にて、会費4,000円程度で行いますので併せてお申込みください。

第15回勉強会「避難所での感染症発生を防ぐために-薬剤師との連携・協働を考える-」を開催しました

8月8日に第15回チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンター勉強会「避難所での感染症発生を防ぐために-薬剤師との連携・協働を考える-」を開催しました。

この日は、チーム中越/長岡協働型災害ボランティアセンターの関係者の他、長岡市内外から多くの薬剤師の皆さん、約60名程の方が参加してくださいました。

講師は熊本県の薬剤師で、熊本地震の際には避難所となった益城町総合体育館で薬剤師として活動をして、ノロウイルスの発生を0に押さえた経験をお持ちの大森眞樹さん。

薬剤師と言うと、薬局で薬を調剤して渡してくれる方と言った程度の認識しかなかったのですが、食中毒や感染症発生防止のための様々な知識やスキル(手指消毒のための手洗い・消毒薬、嘔吐処理のための消毒薬、エコノミークラス症候群防止のための様々な対策など)を有していることや、普段から学校でも活躍されていることなどを初めて知ることができ、薬剤師さんと連携することで、避難所の衛生環境をかなり改善できる可能性があることを認識させられました。

災害時には、多くの学校が指定避難所になりますが、各学校には、学校薬剤師さんがいらっしゃると言うことなので、こういった皆さんと普段から連携を図ることで、災害時の関連死や病気の発生などをかなり抑えられる可能性があるのではないかと感じました。

また、薬剤師の皆さんの世界では、様々な団体で意見交換を行うケアカフェと言うものが行われており、こういった取組みにチーム中越も加えていただきながら連携を深めさせていただきたいと感じました。

この日は、長岡市薬剤師会の会長さんをはじめ、多くの薬剤師さんの皆さんに出席いただいたおかげで、チーム中越としても新たなつながりをつくることが出来ましたので、このつながりを大切にこれから災害時にうまく機能する仕組みをつくりあげていきます。