台風19号支援おたがいさまバス(12/14長野市)


12月14日(土)、ボランティアバス第8便の報告です。
この日は、コーディネーター合わせて37人で長野市災害ボランティアセンターに参加してきました。
中越高校のサッカー部24人や市職員3人からも参加していただきました。

活動は、3班に分かれて以下のような活動を行いました。

【① 班】(社会人9人+サッカー部5人)
午前は個人宅の側溝の泥出しで、側溝に蓋をしてある厚い石板をどかすのに重労働であったため、大人中心で支援に入りました。
午後は別のお宅へ行き、2階にあるタンスなどの家具を外に出す作業となりました。
また、エアコンの室外機を取り外して運んでほしいとの要望がありましたが、技術的な作業だったため、すぐに業者に来てもらい取り外してもらい、その後ボランティアで室外機を運び出しました。
※午後の作業からサッカー部5人は②班に合流。

【② 班】(サッカー部14人)
午前は個人宅の2階に置いてある家具を外に出す作業で午後からは100坪くらいある畑に行き、流れ込んできたゴミの収集を行いました。
地主さんは近いうちに畑を再開したいとの話でした。

【③ 班】(専門学生1人+サッカー部5人)
比較的大きな敷地の家に行き、「蔵の土壁の土の除去」と「庭の泥出し」の2グループに分かれて作業を行いました。
蔵の土壁は一回水につかると、土壁にカビが生えてくるとのことだったので、小さいブラシなどを使用し壁の土を取り除く作業でした。
蔵を修復する際は土壁は諦めコンクリートの壁にしますと家主さんは仰っていました。
※土壁の作業には他の団体さんも支援に入っていました。

参加者の皆さんは、住民とのコミュニケーションをとりながら作業をしており、住民・参加者ともに笑顔でおられました。

15時前には作業終了し、帰りのバスの中での感想では、中越高校さんのサッカー部の皆さんから、「被災地を実際に見てまだまだ課題があり、できることがあれば支援をしていきたい。」「今日の活動を今後に生かしていきたい」などといった前向きな言葉がありました。

中越高校さんのサッカー部の女子マネージャーは、最後のバスの忘れ物チェックまで一緒になって行ってくれたので、大変助かりました。

ボランティアバス「おたがいさまバス」は、皆さま方からのご寄付と赤い羽根共同募金からの助成により運行をさせていただきました。

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