平成28年熊本地震支援活動【第3陣】


ゴールデンウイーク明けに熊本市内の学校が再開されるのを契機として、市内の指定避難所の統廃合が行われることになり、そのための拠点避難所の設置が行われることになりました。
チーム中越と長岡市では、中越地震など過去の災害経験を生かして、避難所の設置や運営支援に関するアドバイスを実施しました。

【 期 間 】平成28年5月4日(水)~10日(火)

【 メンバー 】
中越防災安全推進機構 / 諸橋 和行、河内 毅
長岡市社会福祉協議会 / 阿部 奈津美
長岡市 / 小林 伸治、日浦 陽一、星野 文孝、池田 泰弘

【ミッション】
熊本市内の指定避難所統廃合に伴う、拠点避難所設置に向けたアドバイスの実施
拠点避難所(熊本市総合体育館)の整備ならびに運営支援
避難所の自主運営に向けた環境整備

【活動内容】
①熊本市内の指定避難所統廃合に伴い、新たに設置される拠点避難所の設置に向けて避難所のレイアウト等についてアドバイスを実施。

②拠点避難所(熊本市総合体育館)の整備
・土足禁止エリアや間仕切りの設置
・更衣室や学習スペース、談話スペースなどの設置
・衛生環境の整備、本部エリアの設置
(トイレへの消毒薬、ゴミ箱、ペーパータオル、スリッパ等の設置)

③拠点避難所(熊本市総合体育館)の運営支援
・避難者の引っ越し対応(受付業務、居室スペースへの案内など)
・避難者への個別ヒアリング
・避難所関係者会議の実施(熊本市、施設管理者、長岡市、チーム中越

【コメント】 (中越防災安全推進機構 河内毅)
避難所の統廃合や拠点避難所の設置の決定から実施までの日数が非常に短かったために、その準備に関しても非常に短期間で行わなければいけない状況でした。
そんな中でも熊本市の職員の皆さんが、過去の被災地の経験に耳を傾け、自分の与えられた仕事以上に避難所環境の改善のために奔走される姿には心打たれるものがありました。
また、避難所の設置・運営に関しては、全国災害ボランティア支援団体ネットワークやレスキューストックヤードの皆さんなど日ごろからつながりのある支援団体の協力を得てスムーズに実施することが出来ました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA