平成28年熊本地震支援活動【第2陣】


【 第2陣 】先遣隊により、段ボール製簡易更衣室兼授乳室が設置された4か所の避難所に伺い、運営の様子や課題を聞き取り、今後の避難所支援のモデルケースとなる避難所を選定するため、再び熊本市東区を尋ねました。
昼間もひっそりと静まり返る避難所の中で、子どもたちが、自分たちなりに役に立つことを考え実践する姿が、多くの大人たちを勇気づけていました。

【 期 間 】平成28年4月23日(金)~29日(金)

【 メンバー 】中越防災安全推進機構 / 河内 毅、山崎 麻里子
山の暮らし再生機構 / 佐々木 康彦
チーム中越 / 河内 沙苗
長岡市/内山 重成、小林 信行、大井 博之、五十嵐 直人

【 ミッション 】  被災地支援の拠点となる避難所の選定
複数の民間支援団体をつなげることによる、継続的な被災地支援の連携体制を整備
避難所自治に向けたコミュニティの場づくり

【 活動内容 】①熊本市内の避難所4か所の状況を再確認

②全国から集まった支援団体(熊本市東区)における支援体制について打ち合わせ

③支援物資集積拠点として活動する団体を視察、避難所へ情報提供

④今後の避難所運営や学校の再開に向け、避難所施設管理者である教員、避難所運営責任者の熊本市、避難所 運営支援に入った大阪市と打ち合わせ

⑤避難者同士の交流の場づくりとして「お茶会」の開催

【 コメント 】
避難所は一見落ち着いているように見えました。お勤めされている方は昼間避難所を離れるため、残るのは子どもと高齢者といった中で、避難所の自治を進めるにも、リーダー的立場の人がいなければ、施設管理者である学校教職員にその負担がかかっているようでした。
毎晩、全国から駆け付ける支援者同士が具体的な支援場所、支援内容を分担することでお互いの負担を減らし、継続的な活動ができるような体制や、避難者同士がお互いの状況や顔と名前を知ることで、避難所生活のなかでの助け合い、支えあいができるような場を設けることは重要であると感じました。(中越防災安全推進機構 山崎麻里子)

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