【 先遣隊 】
平成28年4月14日（木）午後9時26分、熊本県熊本地方を震源としたマグニチュード6,5最大震度7を観測する地震が発生しました。
翌15日から情報収集が始まるなか、同日午後、現地に赴き現状把握を目的としたチーム中越先遣隊の派遣が決定しました。先遣隊出発を目前とした16日午前1時25分、再び熊本地方を震源としたマグニチュード7,3、最大震度7を観測する本震が発生しました。
被災地の混乱が予想される中、中越地震の経験を生かした支援体制を検討するため、予定通り先遣隊が派遣されました。
【 期 間 】平成28年４月16日（土）～19日（火）
【 メンバー 】（公社）中越防災安全推進機構 / 河内 毅、松井 千明
中越市民防災安全士会 / 岸 和義、丸山 隆、桑原 望
長岡市危機管理防災本部 / 寺山 隆史
【 ミッション 】
熊本市内避難所の状況把握を行い、次の支援につなぐ
簡易更衣室兼授乳室の設置
【 活動内容 】
①熊本市市民局長、東区長、秘書課長への表敬訪問
②熊本市東区内避難所の状況把握
・支援ニーズの聞き取り
・簡易更衣室兼授乳室の設置
・エコノミークラス症候群対策の啓発
③熊本市東区沼山津地区における自宅避難者の
状況把握
④熊本市内で活動している民間支援団体との
情報共有報告会の開催
【 コメント 】
地震発生２日～５日後ということもあり、現地は混とんとしていました。行政の支援が思うように届かないなかでも、避難者の方が自分たちで避難所を運営している姿が印象的でした。地域の普段のつながりが災害時に大きな力を発揮すると改めて感じました。（中越防災安全推進機構 松井千明）