第11回長岡協働型災害ボラセン勉強会「災害時におけるNPO・市民団体との連携を考える」を開催しました


3月2日に開催した長岡協働型災害ボラセン勉強会では、講師に認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク事務局長の矢野さんにお越しいただき、とちぎボランティアネットワークの災害時ならびに平時の活動についてお話しいただきました。

災害時には被災地へボランティアバスを運行したり、平時にはフードバンクやチャリティーウォークなど、NPOとして実に様々な事業を展開されていますが、その活動の根底にあるのは「どのように社会を変えるのか?」ということ。

災害時には被災して困っている人がいる。
災害がなくても普段の生活に困っている人もいる。
普段でも災害でも困っている人がいることには変わりがない、こういった人たちを見逃さずにどう手を差し伸べられるか、そういった状況を改善するために、どうやって多くの人が関心を持ち関わりを持てるようにしていくか、そして、どうやって社会を変えていくか、それが大きなテーマなのだと感じました。

フードバンクの活動を通じて、行政の施策だけでは救い切れていない生活困窮者の方々を見つけ、支援するだけでなく、その方々の活躍する場面も作る。

チャリティウォークを通じて、歩くことでフードバンクを応援したいと思う人たちが輝ける機会を作ると共に、歩く人たちを応援しようとする人たちが寄付を出来る機会を作る。

災害時には、みんな他の人を助けたいと思う。だから、その時にボランティアバスなどの活動を通じて人助けが出来る機会を作ることで、仲間づくりを行う。

これまで私たちチーム中越は、災害支援にほぼ特化する形で活動を行ってきましたが、もっともっと平時の活動としっかりとリンクしていかなければいけないんだと、そんなことを強く感じさせられた今回の勉強会でした。

チーム中越も、今よりももっと平時の課題にも取り組んでいけるよう、これから少しずつでも活動範囲を広げていきたいと思います。

※今回の勉強会の様子を聞きたい方は、こちらから動画をご覧ください。
https://youtu.be/6SNPDuOvh_U
https://youtu.be/MpoaDYB7koQ
https://youtu.be/zKSKkqknRWw
https://youtu.be/aLW7M1OytdA

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