第三回チーム中越勉強会が開催されました。


9月4日、「学生が地域にもたらしたもの-豊かさを問い直す-」と題して、第3回チーム中越勉強会が開催されました。

第3回の今回は、神戸から神戸大学の学生さんを中心とする中越・KOBE足湯隊の皆さんが中越を訪問されるのに合わせて実施したこともあり、関西や中越の被災地などで活動を行っている学生さんの活動発表と意見交換を中心に行われました。

最初に活動を報告してくれたのが、中越・KOBE足湯隊。足湯隊の活動の歴史や現在の取り組み、その中でのエピソードなどを話してくれました。足湯を通して聞くことのできる被災者のつぶやきから被災者の方々の状況を把握し、次なる支援に結びつけることが出来たり、話を聞くこと自体が被災者の方々の心ケアにもつながるなど、足湯には本当に様々な効能があるようです。

次は長岡技術科学大学のVolt of Nuts。震災を機に活動を始めた学生ボランティア団体、震災からの時間の経過とともに活動自体も変わりつつあるようですが、先輩達が残してくれた活動の「理念」これだけは今も脈々と受け継がれているようでした。

最後は中越学生勉強会わかば会の皆さんの発表。他の二団体と違い、研究の一環として地域の復興や振興に取り組んでいるのですが、地域の人たちとしっかりと向き合いながら、研究の枠にとらわれない活動を展開しています。

どの団体の活動も人とのつながりを大切にしながら行っており、上から目線ではなく地域の人としっかり向き合いながら活動を行っていく中で、学生の皆さん自身も大きな気づきを得られたり、自身の成長につながっているのかなと感じさせられました。

後半のワークショップでは、活発な意見交換が行われました。いつもの勉強会でも同じワークショップを行っているのですが、今回は参加者が全体的に若いからなのか、何なのか、非常に活気のあるワークショップとなりました。

また、ワークショップにおいて互いの意見を交換する事で、新たな気づきや発見も生まれたようでした。

普段は全く違った地域でまったく違う活動をしている人たちが集まり、そして意見交換をする。そして、そこから様々な新たな発見が生まれてくる。この多様性こそがひょっとしたらこの勉強会の別の強みなのかも知れません。

まだ、第4回の勉強会の詳細は決まっていませんが、次回も様々な人の出会いの場にも出来ればと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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