台風19号支援おたがいさまバス(12/4長野市)


12月4日水曜日のおたがいさまバス第5便には、平日にも関わらず23名のボランティアの皆さんが参加。
コーディネーター3名と併せて26名で長野市にて農業再生ボランティアに参加してきました。

全員でりんご農園等でのボランティア活動かなと想像していたら、2チームに分かれての活動をすることに。
1チームはバスで移動し、午前中は住家の農地を含む敷地の泥出し。今もまだ住居付近や敷地内に泥が残っていることに、改めて被害の大きさと広範さを実感しました。

依頼主の方からお話を伺うと「実は避難所で自宅に戻るか、どうするかを3週間悩んでいた。戻ることを決め、最近になって少しずつ片付けを進めているところ。業者さんも来てくれたばかり」とのこと。
「雪も降るし、自分たちだけではとても終えられない。不安でしょうがない。」との声を伺い、災害ボランティアセンターに相談。後日、ボランティアを派遣していただけることになりました。「私たちが除去した泥を、次に来られるボランティアの方々が回収してくださる。
一人一人に出来ることは小さいけど、その出来ることを次に繋いでいくことが大切だと実感した。」参加されたボランティアさんから、こんな感想を聞くことができました。

午後からはりんご農園でのボランティア、泥をかぶってしまった木の半径2m程度の泥を取り除く活動を行いました。
表面に流れ積もった泥を取り除くことで、木が呼吸をしやすくなるのだそうです。来年には再び美味しく、美しいりんごが、沢山収穫できることを願い、皆で協力して泥を丁寧に取り除きました。
もう1チームは徒歩でりんご農園へ。端正込めて育て、収穫間近のりんごが沢山なっている木からりんごを叩き落とす活動からスタート。
「(りんごが)木になったままだと、翌年、木は花を咲かせる力を失ってしまう。だから全部落とさなければならない・・。」とのお話を伺い、皆、なんとも言えない、複雑な気持ちでした。

「あんなに美味しそうなのに、落とすしかないなんて・・・。」
「来年のために!!」こみ上げる思いをぐっとこらえて、皆でりんごを落とす作業を開始しました。最初は果たして今日中に終わるのかとも思いましたが、チーム中越の方以外のボランティアさんとも協力して作業を進めると、半日でりんごを落とし終えることができました。
午後からは木の周りの泥を取り除く活動。作業を終えて、農園の持ち主にご挨拶をしたらとても明るい笑顔で「ありがとう。ありがとう。」と何度も行ってくださいました。

そして、、、水に浸からなかった貴重なりんごをお土産にいただきました!「りんごのヘタは必ず曲がっている。曲がっている方向と反対側にひねるときれいにとれるぞ。」「長野は冬寒いだろ。りんごは凍らないようにどうするか。蜜を蓄えるんだ。だからね、長野のりんごは甘くて美味しいんだ。」と、長野のりんごについて語られている姿は本当に誇らしげで、どうか、来年は沢山のりんごが実を付け、出荷できますようにと心から願いました。
帰りのバスの中で、「農家さんの思いが込められた大切なりんご。自宅でありがたくいただこうと思います。」「自分にもできることがあることがわかった。笑顔に出会えてうれしかった。また次回も参加したい。」等、参加されたボランティアさんの多くがそのような感想を口にされていました。

ボランティアバスって、様々なことに気付くきかっけなんだと思います。
一人ではハードルが高い。けれど、「皆でなら。バスが出るなら。参加してみよう。」
何かしたいと思っている人、支援を必要としている人、その人たちを繋げるきっかけ。
「困った時はおたがいさま」その気持ちはやっぱり大切だねと実感するきっかけ。
支援の継続性を高めていくきっかけ。

チーム中越は、これからもこのおたがいさまの気持ちを大切に、被災された方々に寄り添った支援を継続していきたいと思います。

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